資産形成

資産形成の初心者が失敗するリスクがある意外なポイントとは?

悲しい現実ですが投資家を食い物にしようとしているのは投資詐欺業者だけではありません。

実は投資家に商品を売りつけて、販売手数料目当てにしている金融機関も少なくありません。

というか、ほとんどの金融機関がそうだと言っても過言ではないでしょう。

 

そして資産形成の初心者ほど不利な金融商品を買わされます。

ではなぜそういったことが起こるのでしょうか?

 

ひとつには『売り手側』のプロは客を嗅ぎ分ける嗅覚が発達しています。

そして、金融機関のカモになって失敗しやすい人には幾つかの特徴があります。

今回は自戒の念と注意喚起の意味を込めて『資産形成に失敗しやすい初心者の特徴』をご紹介します。

 

①【投資案件の内容を自分で理解しようとしない人】

「よくわからないから」、「とりあえず任せるよ」、「営業の人に教えてもらう」、「どんな商品で運用したらいいですか?」など

金融商品に関して事前調査をしていないことを販売側にあけすけにする態度は非常に危険です。

 

「よくわからないけど任せる」と言ってくれる人は販売側にとっては最高のお客様です。

しかも、一度に大量のまとまったお金を手にしてしまった退職金受給者などであれば尚リスクは高いです。

退職金でまとまったお金を手にした人が投資デビューで大失敗をしてしまう事例は全国でも非常に多いのが実態です。

 

運用をどうするかについては慎重になるべきです。

金融機関の窓口にいる人は販売のプロであって資産運用のアドバイザーではありません。

 

銀行員や証券会社はまとまったお金はすぐに運用する様に絶対に勧めます。

気が大きくなって銀行にとって都合の良い手数料の高い商品を掴まされるのは明らかです。

アドバイザーを付けるのも悪いことではありませんが、最低限のことは自分でも理解を深めましょう。

 

せめて

①元本割れするリスクはあるのか?

②マイナスのプラスの振れ幅がどれだけあるのか?

③手数料の仕組は?

④流動性はあるのか?

⑤①~④以外のリスクはあるのか?

上記の5つは最低限、必ず把握しておきましょう。

合わせて読みたい▼

海外積立投資で初心者が誤解している情報とは?

海外投資のコンサルティングや金融アドバイザーは信頼出来るのか?

 

②【キャンペーン好きな人】

金融機関ではキャンペーンというものを都度行います。

期間限定で株式の委託手数料がゼロになったり、特別優遇金利を設定したり内容は様々です。

そして「キャンペーンがお得だから」という理由で口座開設をして本来であれば必要のない金融商品を購入してしまう人は結構います。

 

自己都合で外貨預金をする予定があり、たまたまキャンペーンをしていたので外貨預金を決定したというのであれば問題はありません。

しかし「キャンペーン」という言葉が大好きな方は非常に多いので注意が必要です。

 

自分にとって得になる、と考えている方がいますが完全に思い違いであることを断言します。

銀行や証券会社は営利企業ですので自分達にとって損になることは絶対にしません。

 

煌びやかにみせるために高級ホテルを予約したり一時的に手数料を優遇しても、その他の収益で十分にカバー出来るのでキャンペーンを仕掛けています。

キャンペーンに乗せられてはいけません。

 

③【新しいもの好きな人】

車や電化製品で新しいものが好きな方も少し注意をしましょう。

その好奇心は金融商品にも向き、つい新規設定のファンドを購入しがちになります。

 

日本の投資信託業界はとにかく新規設定ファンドを量産して、古いファンドを解約させ、運用実績の分からない新規設定ファンドに乗り換えさせるという営業を繰り返してきました。

乗り換えが発生すれば金融機関には販売手数料が入る、ということをお忘れなく。

 

商品の乗り換えを勧める際にも既存商品よりも新商品の方が口火を切りやすいという側面があります。

新規設定ファンドが出来上がったタイミングは既存のお客様に声をかける絶好のタイミングです。

「新商品が面白い」と勧められても「運用実績のない商品は怖い」というアンテナを持っておきましょう。

 

どうしても気になる商品があるのであれば最低限商品に関する理解は深めておきましょう。

 

④【人の良さで判断する人】

証券会社に口座を開く人や海外資産に目を向ける人というのは利益を出すのに投資の覚悟がありリスクも程度理解している人も多い様です。

一方で銀行に通う人は資産運用に対する免疫がない人が非常に多い様です。

 

資産運用を自分の頭で考えたことなく投資信託とはどういうものか分からないにも関わらず、言われたままに購入してしまいます。

資産運用に免疫のない方は「あと何年で定年ですよね」、「お孫さんは大きくなられましたか?」という一言で「この人は分かってくれる」と錯覚して財布を預けてしまいます。

悲しいかな金融機関は相手の懐に入るために販売研修で勘所を教えられています。

 

【実は信用できない銀行員!?】

もしかすると『銀行員は親身になって自分に合った金融商品を提供してくれる』と思っている方も少なくないでしょう。

しかし銀行も営利団体です。

銀行員は金融商品を販売して利益を出すことを求められます。

 

わたしのような証券会社や銀行と個人では情報格差があります。

個人の無知につけこんで商品の構成上、目も当てられない金融商品も投資家に提案されているのは事実です。

 

銀行員は個人に相対するときに一体何を考えているのでしょうか?

次は銀行員の本音と建前に迫ります。

 

①【生命保険を売れ!?】

年金制度が破綻することを見据えて早い段階から資産形成を考えている人は増加しています。

で、主に金融商品が売れる世代は60~70代です。

 

しかし、その世代もいずれは金融商品を手放し資産の切り崩しをして生活費にあてて亡くなります。

その高齢者の代わりになるのは30~40代の世代で、銀行はお客様として接点を持っておかなければいけません。

とはいうものの30~40代は住宅ローンや教育費もかかる年代で動かせるお金は大きくはありません。

 

そこで銀行側としては

『投資信託を購入してもらったとしても資金が少ないので手数料収入があまり稼げないから、販売しやすくて手数料も高い保険を販売しよう。』

ということになります。

 

投資信託は販売手数料として2~3%の手数料と毎年1%程度の信託報酬の手数料を受け取ることが出来ます。

一方で保険商品というと販売時点で4~8%の手数料を受け取ることが出来ます。

 

30~40代の金利がないことに慣れている世代は

『保険で運用して30年後には1割増えると思います。』というセールストークに喜んでしまいます。

 

手数料事情に加えて販売しやすい属性となれば銀行側は保険を売らないわけはありません。

保険はそもそも予期せぬ経済的な損害が大きいことがおこった時に利用するものです。

保険屋さんも保険は突き詰めると『掛け捨てが一番効率が良い』と口を揃えます。

 

生命保険を利用するならば定期保険などを必要な時期に限って利用するのが一番賢く効率的な加入方法です。

学資保険も元本割れで保険商品の運用も危ぶまれる中、知見のある銀行員は家族には保険を利用しての資産形成は勧めません。

 

②【冷静になりましょう、などは絶対に言わない!?】

証券会社や銀行限らずに金融機関はお客様に金融商品を購入して頂くために大変な苦労をしています。

そして「投資家のためになれば…」ではなく「投資家に商品を買わせる」ために商品知識やロールプレイングなどをして知識や販売技術を磨いているのが現実です。

銀行員の場合は預金は大きく元本割れすることはありませんが、金融商品になると話は別です。

 

しかし預金がメインのお客様を商品に動かすのは大変です。

そんな中で「退職金があるのでおすすめの金融商品を教えて下さい」というカモとも言えるお客様が入ってこようものならば、お客様獲得の激しい争奪戦が繰り広げられます。

もともと投資をする気なので何を言ってもすんなり聞き分けもよく契約もスムーズに進みます。

 

決して『今は株価も高値でどう動くかわかりません。市場環境も不安定なのでしばらく預金で様子を見ましょう』とは絶対に言いません。

「おすすめの金融商品はないですか?」と聞かれれば

手数料収入も期待できて、かつその時の相場見通しに基づく商品や、銀行として販売に力を入れている商品をお勧めします。

 

銀行もビジネスなのでお客様の満足度を高めることが出来て手数料も頂くことが出来るのであれば良い仕事かもしれません。

むしろ投資に対してやる気のあるお客様に対して本気で考えた結果として違う方法を提案するのは不満足に繋がりかねません。

 

しかし銀行員のご家族で「退職金を運用したい!」といって投資をする気満々の方がおられたら、恐らく一旦冷静になることを勧めることでしょう。

その上でリスクを最大限考慮して守りの運用を勧めることでしょう。

 

③【投資信託を乗り換えさせる!?】

投資信託は証券会社と銀行でメイン商品として販売されています。

投資信託は本質的には長期で保有し短期売買を繰り返す商品ではありません。

 

大きな理由としてはコストが高いからです。

投資信託を購入する際は販売手数料として2~3%もかかります。

これだけのコストがあるものを短期的に売買していたのでは負担している手数料を上回って利益を出すのは並大抵のことではありません。

 

しかし中には投資信託は株式と同じように短期の売買をしても違和感を持たないお客様もいます。

本来であれば手数料の面から本来の投資信託の運用方法を伝えるのが筋だとは思いますが、銀行員は決して止めることはありません。

 

お客様が投資信託を乗り換えたいというのであれば、その要望に応えます。

投資信託が短期売買の手法の一つとして認知される様になったのは何も銀行だけが悪いのではありません。

 

以前から証券会社の営業マンが当たり前の様に自分たちのお客様に行ってきたのが元凶です。

銀行が投資信託を販売し始めたのは1998年からですが証券会社ではそれよりずっと以前から独占的に投資信託の販売を行ってきました。

 

特に1980年代のバブル前後には投資信託の手数料は証券会社に大きな貢献を果たしました。

当時の証券会社の営業マンは頻繁に投資信託の乗り換え営業を行っていたのです。

投資信託の乗り換え文化は証券会社が起こし、銀行が譲り受けている状況です。

投資信託を購入するのであれば長期保有を条件として投資しましょう。

 

【資産形成の着手前には基本の理解が何よりも大切です】

資産形成の情報はちゃんと取扱いが出来れば経済を豊かにしてくれるものです。

しかしは「何だか良さそう」という単純な理由だけで始めてはいけません。

 

というのもサイト管理者のわたくしも2009年9月に海外積立投資を契約して

1年も経たない2010年4月の段階で紹介業者が廃業し連絡がつかなくなったことで海外積立難民になった経験があります。

  更に斡旋した業者は運用シュミレーションで「毎年年利12%」と言っていましたが 実際に過去3年の利回りを調べてみるとマイナス2%でかなり誇張していたことが分かりました。

そして資産運用においても考え方を間違って大きく損失を抱えたことがあります。  

 

それらの原因というのも

・情報の出処が確かなのか?

・リスクやデメリットは何なのか?

・どういう仕組みになっているのか?などをきちんと理解していなかったからです。  

 

これらを理解せずに安易に海外投資に着手して「こんなはずじゃなかった」という人はわたくしを含めて少なくありません。

そして「リスク許容度を間違えたり」、「詐欺に引っかかったり」、「提案者が実はちゃんと理解していなくて契約者が困ったり」と問題を抱えた人を多く見てきました。  

 

しかし根本の原因は資産形成に関する情報は『売り手側の買わせたい情報』ばかりで良質な情報が少ないことが挙げられます。

要らぬ失敗をしないためにも必要なことは良質な情報を取ること、基本の理解です。  

 

わたしが当時運用に関して頭を抱えていた時に知人から教えてもらったのが「匠投資顧問株式会社」というところです。

ここは金融庁に投資助言をする認可を正式に受けている数少ない金融機関です。

わたしはここに駆け込み寺として行き着いたのですが真摯に対応してくれて窮地を救ってくれました。

以降は金融機関に勤務している身でありながら顧客としてお世話になっています。  

 

因みにこの匠投資さんが投資家向けに限定配信しており、今では金融や海外投資の業界で多くの人が登録して有名になっているメルマガがあります。

基本を理解するのに分かりやすく書いてあるメルマガなんですが 実際に匠投資さんに問合せをして貼り付けの許可を頂いたので以下にリンクを貼っておきます。

海外投資や資産形成を検討している方は曖昧な状態で着手される前にまず参考にしてみて下さい。

 

  メルマガはわたしが執筆したものではなく第三者機関のものですが

無料で良質な情報なのでこれから検討をされる方はまずここから情報を収集されることをおすすめします。

お客さんのフォローができる人数制限があるようで登録者数にも上限があるそうですので情報を参考にするのであればお早めに

【資産形成に関する推奨メルマガ(無料)】  

 

【その案件は本当に大丈夫ですか?】

海外投資をする前に一度は利害関係のない詳しい第三者に客観的に状況を判断してもらった方が良いかと思います。

自身では気付かなかったリスクや落とし穴に気づくことが出来ると思います。

もしも近くに詳しい方がおられない場合は、ご相談・お問い合せ頂いても構いません。  

 

ただ、わたくしもサラリーマンで本業があるため返信に時間がかかる場合もあります。

ご了承をお願いします。

お問い合わせはこちらから

海外積立投資のIFAや保険会社の比較

最近の記事

  1. 海外投資

    RL360の海外積立投資を素人業者に勧誘されたけど…
  2. 海外投資

    インベスターズトラストの海外積立投資を悪徳代理店に勧誘された実例
  3. プライベートバンク

    クレディスイスのプライベートバンクサービスの特徴と実態とは?
  4. プライベートバンク

    プライベートバンクが抱える4つの課題・デメリットとは?
  5. プライベートバンク

    日本と外資のプライベートバンクを比較して分かった「強み・弱み」とは?
PAGE TOP